2度目の鳥インフルにはタミフル効く?

タミフルはインフルエンザの治療薬として世の中に急速に広まりました。インフルエンザウイルスの増殖を抑制できるという明らかなメカニズムを持っていることに加えて、飲み薬であるという点が日本人には受け入れやすかったのがその根底にある理由です。何度もパンデミックを起こしてきたインフルエンザに対する対策として国家レベルでのタミフルの備蓄も進められてきました。しかし、ウイルスは変異しやすいという特性を持っていることから、同じ治療薬の使用を長く続けていると耐性ウイルスが生じてきてしまうリスクがあることは否めません。タミフル耐性ウイルスも度々問題視されるようになってきており、それに対しては別の治療薬を用いて対応するということが一般的になっています。新型インフルエンザへの懸念が広まる中で特に懸念対象となっているのが鳥インフルエンザであり、しばしばその感染患者の状況が報道されるようになりました。一般的には鳥インフルエンザに対してタミフルは有効であるものの、タミフル耐性の鳥インフルエンザに感染した患者も発見されることになりました。こういった報道がなされると多くの人が気にかけるのが、2度目の感染があった場合にその鳥インフルエンザに対してタミフルが有効であるのかということでしょう。その耐性をもつ鳥インフルエンザが流行した場合にはタミフルが効かないという状況が生まれると予想されます。しかし、無数に存在する鳥インフルエンザの大半には有効であると期待できるのが現状です。そのため、万が一鳥インフルエンザが新型インフルエンザとなって猛威を振るったとしても、その際にタミフルが有効である可能性が高いと期待できる状況にあります。